日本語学校で週に2回、初級クラスを受け持っています。
「ドリル、大切よね」と思っているワタクシが時々基本に戻るときに読む本はこちら。
4月-6月期は同じ初級でも、なにも言わなくても予習復習バッチリよというクラスに入っていたのですが、7月-9月はちと落ちこぼれ気味なのんびりクラスになりました。
ちなみにこの二つのクラス、スタートは一緒でしたが、今はなぜか大きく引き離されています…。同じレベル3回目の人がいたり…。
使っているテキストは『大地』。これ、出版されたときに凡人社の説明会に行ったなあ。
長所は日本語学校で半年で初級を終えられること。『みんなの日本語』よりコミュニカティブな活動につなげられること。
短所は、練習、というよりシンプルなドリルが少ないので、これだけでは足りない人達には別に手当てが必要なこと。
ま、学習者に合わせてカスタマイズしやすいとも言えます。
学校のスタンダードな進め方は
ま、学習者に合わせてカスタマイズしやすいとも言えます。
学校のスタンダードな進め方は
- 新出語の読み合わせ
- 文型導入
- 練習問題を口頭で
- 練習問題を「文型練習シート」に書く。
さて、のんびりクラスです。前日勉強したこともすでにあやふや。
ですので、復習!行きます!
まず、朝の出欠点呼のときに個別に聞いていました。
「暇なとき、なにをしますか」「アルバイトがないとき、なにをしますか」、これが復習でした。
まず、朝の出欠点呼のときに個別に聞いていました。
「暇なとき、なにをしますか」「アルバイトがないとき、なにをしますか」、これが復習でした。
そして、あらためて、
- 前日にやっているはずの文型確認
- 前日にもやっているかもしれない代入練習(口頭・文字なし)
- 前日にやっているかどうかわからない会話練習 ←注目!
なにしろ忘れるのが得意な人達ですから、会話練習もイラストが大量に入った自作のハンドアウトを配布して、全員でなんと言ったらいいか考えたあとに、それをもとにペア練習です。『みんなの日本語初級』だと練習C的なものです。
この部分が『大地』には足りない。
この日のペアでした練習は実に5回。全員集中し、きちんと声を出して、なかなかうまくいったじゃないか!
自作の会話練習ハンドアウトは、学校に(というか専任で仲のいい方に)1部寄付してきました。
この部分が『大地』には足りない。
この日のペアでした練習は実に5回。全員集中し、きちんと声を出して、なかなかうまくいったじゃないか!
自作の会話練習ハンドアウトは、学校に(というか専任で仲のいい方に)1部寄付してきました。
「ドリル、大切よね」と思っているワタクシが時々基本に戻るときに読む本はこちら。
Amazonですごい値段がついていますが、アルクに注文したら印刷して送ってくださるようですよ。もしかしたら、凡人社さんにも在庫あるかな。
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