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モチベーションを保つ工夫

シゴタノ!というサイトがあって、ここ何年か読み続けているのですが、
これはいいなという記事が出ていたのでご紹介します。


シゴタノ!気持ちの鮮度を保ちつつ習慣化に取り組む

私達は「新しもの好き」なのです。


昨日と同じことをすると思うと、あまりワクワクしなくなるのです。
これを逆に言うなら、同じことでも昨日ほどはワクワクしないのです。
だから、モチベーションが足りない気がしてしまうのです。

大切なのは「昨日とまったく同じことをする」にしても、昨日とまったく同じだという感覚を、連日裏切り続けることです。


なるほどな、と思いつつ、自分の授業を振り返ってみました。
日本語学校での授業は複数の先生で一つのクラスを受け持ちます。そして、「帯でするもの」、つまり毎日行うタスクが授業に組み込まれています。
実はワタクシ、本日がこの秋学期の初日だったのですが、このクラスでは『語彙力ぐんぐん1日10分』というテキストを1日1ページ進めていきます。
飽きるだろうなあというのが、正直なところ。
しかも『語彙ぐんぐん』って結構難しい。知らない表現てんこ盛り。
「毎日違うみたいだな」と思わせるにはどうしたらいいのか。
語彙力ぐんぐん1日10分

ワタクシのできることといったら、せいぜい話させることぐらい。
質問をガンガン投げかける。
個人的な興味を拾って、「自分のこと」にさせる。
すごく褒める。
あとはイラストの多用で、印象付けようか。

幸いなことに、まじめに出席し、勉強に取り組んでいる人達のクラスです。
帯のタスクは「前日とは違うこと」にして、モチベーションを保つようにします。


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