JLPTの問題6は、「文の文法2」と言われているものです。
『日本語能力試験問題集 第二集』N1 文法を公式サイトから見てみましょう。
問題36、始めて見たときはびっくりしました。
文の長さは見てわかると思います。
長い、長いよ。
そして問題36のすごいところは、
「~そうです」だけを見たら、その前に入りそうなものが2つあること。
うまいところで選択肢を切っているなと思います。
十分な長さを持った同じような問題はなかなか作れない。
問題39もすごいです。
選択肢を並べて、そこで文が終わるという問題で、最後が「~という」で終わる。
普通に考えると
「~という」は「ローソンというコンビニ」のような使い方をよく耳にするので、
後ろに名詞が来ると考えますよ。
それが「~してのことだという」で文が終わる。
多くの文章に触れていないと、すっと出てこない、時間のかかる問題になってます。
しかも選択肢が全てひらがな!
『公式問題集 第一集』のほうの問題36、37もそうですね。ひらがなオンリー。
めんくらいます。
自分で問題を作るときに、気を付けなければいけないのは、
- 文法事項だけを問う問題にしていないか
- 短い文になっていないか
- ひらがなだけで、二通りのつなぎ方ができそうな選択肢になっているか
ってとこでしょうか。
つくづく『作問者すごい』と思います。
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