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オンライン授業だからできること

オンライン授業はもう何年も前からしていますが、
全てプライベートレッスンでした。
でも、この春は違います。
日本語学校の授業がオンラインで実施になったからです。

もちろん45分×4コマの授業全てが、オンラインの同期授業ではありません。
そんなの、集中力も持たないし、ギガ死する学生続出しちゃいます。
半分同期、半分非同期の授業です。

まあ、どうにかなるだろうと思ったんですが、
やはりプライベートレッスンとクラス授業じゃ、全く違いました。
なぜか授業中に限って不安定になるワタクシのうちのインターネットとか、
呼びかけても反応しない学生とか、
学生側のWi-Fi 環境のせいで、学生の声が全く聞こえないとか…。
なんなの、このダンジョン!

実は、授業の後半は非同期といいつつ、
個別に数分ずつテレビ電話して、
発音チェックとか、疑問点の解消などをしているのですが、
その時の学生の元気なことといったら。
やはり1対1だと、きちんと指導できます。
発音を直すと、彼らも一生懸命練習します。
これは実は普段の対面クラスでは、できないこと。

クラス授業の中の、プライベートレッスン。
已むに已まれぬ状況で実施を始めた日本語学校のオンライン授業ですが、
この点だけは本当にやってよかったと思います。







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