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日本語学校をめぐる冒険-というか呟き

先日、twitterで「日本語学校辛い、辞めたい」という内容のつぶやきが流れてきました。
たまたまそれを見かけた同業者達が、次々にコメントを寄せていたのですが、
 日本語学校、結構しんどいよね
と、私自身も思ってしまったのです。

私の勤めている学校は比較的新しい学校で、学生達もまあ真面目で、
授業中に妨害されたり、出席しているけれど先生を無視したりということはありません。
昨日なんか「読解の練習でーす。最初に1人で読んでくださいね」と言ったら、
クラス中が静まり返って全員黙々と…。気持ち悪いほどでした。
あんた達、本当に真面目ね。

そんな「学生の質のいい」と言われる学校でもやっぱり、行きたくないなと思う時はあるものです。
学校、行きたくないと時々思うのです。
これがプライベートレッスンや企業研修だと全然ないんですよね。
なぜでしょう。

たぶんですが、
企業研修の人達は基本的に皆さん非常に熱心で、積極的。
講師の私も彼らから学ぶことが多く、楽しい。
プライベートレッスンは、相手に合わせて内容を変えられるし、しかも1対1のいい関係が作れる。
楽しい。

でも、日本語学校は、学校のルールがあり、留学生という縛りがあり、

そういうものが自分自身苦手なのに、他人に“指導”しなければならないというのが
すごく負担。

日本語学校、もう少しどうにかならないものかなあ。

世の中のおおかたの日本人は、語学留学って気楽だと思っているよね。
進学指導なんてしませんっていう日本語学校じゃダメかしら。

WHY?! Japanese language schoooool!!

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